INTERVIEW インタビュー

――イメージソング「凪-nagi-」、そしてオープニングテーマ「lull〜そして僕らは〜」を歌われているRayさんですが、まずは『凪のあすから』という作品の印象をお聞かせいただけますでしょうか。

最初に映像を観たのは、イメージソング「凪-nagi-」が使われたPVだったのですが、なんて画が綺麗なんだろうって。特に海村(汐鹿生)の人たちのブルーの瞳が印象的で、楽しそうに動いているキャラクター達にも感動しました。

――映像と曲がとてもマッチしたPVでした。Rayさん自身はどんな気持ちを込めて歌われたのでしょうか?

“人魚姫”のようなお話だとは伺っていたので、どんな恋模様を描いていくんだろう? ちょっと切ないお話なのかな? と私なりにいろんな妄想を膨らませながら「凪-nagi-」を歌わせていただきました。

――オープニングテーマ「lull〜そして僕らは〜」ですが、作詞が川田まみさん、作曲が中沢伴行さん。I'veのメインクリエイターが顔を揃えた豪華な楽曲ですが、曲を受け取ってどう思われましたか?

最初に曲、後から歌詞をいただいたのですが、曲だけを聴いたときは、とても明るくてキラキラした可愛い印象を受けたました。でも、川田さんからいただいた歌詞を読んだら、すごく切なくて、もどかしくて……。すると、歌詞カードの下に川田さんからのメモがあって、“男の子目線の曲だよ”と書いてあったんです。それを読んで、この歌詞に描かれた気持ちが、感じ取りやすくなりました。

――「lull」というタイトルも印象的です。『凪のあすから』らしいファンタジックな響きがありますね。

私もそう思いました。“lull”は英語で“凪ぐ”の意味なんです。最初は“ラル”が英語っぽく思えなくて、別の国の言葉かな? と思って調べました。イメージソングが日本語の「凪」で、今度は英語の「凪」。その繋がりも素敵ですよね。さらに歌詞を読むと、2コーラス目まではもどかしく、すごく葛藤している主人公が、最後に決意を見せてズバッと走り抜けていく感じがあるんです。そしてその先には「〜そして僕らは〜」というサブタイトル通り、この子の物語には続きがあるんだなと思えて、タイトルからもイメージが広がりました。

――揺れ動く思春期の男の子の気持ちが生き生き描かれた素敵な曲ですが、Rayさんがお気に入りのフレーズはどこですか?

1番のサビにある「♪このままでいい」です。すごくもどかしい心の声がこのひと言に表れている気がしました。歌っていても、切ない“キュン”がありました。男の子の気持ちを歌うことは初挑戦だったんですが、この歌詞には男の子も女の子も、誰もが共感できる一面が必ずどこかにあると思います。

――『凪のあすから』の舞台となる美しい海辺の情景も、鮮やかに詞と曲から浮かんできますね。

本当にそうですね。レコーディングでは、以前、MV撮影で行ったことのあった白い砂浜を思い出しながら歌いました。じつは「lull〜そして僕らは〜」のMVは沖縄の海で撮影させていただいたんですけれど、目の前に広がる景色が本当に『凪のあすから』の世界にぴったりだったんです! 珊瑚礁のカケラでできた砂浜とミルキーブルーの海、真っ青な空に夏の雲がモクモクしていて……レコーディング前にここに来たかったー! と思いました(笑)。

――メロディーやサウンドでお気に入りのポイントはどこでしょうか?

ほぼ囁くように歌っている落ちサビからラストに向かう盛り上がり感がとても好きです。落ちサビは引き潮の静かな海のイメージで、そこから前を向いて走り出す感じで、歌っていてもスカッとします。

――実際に楽曲が入ったオープニング映像、本編をご覧になっていかがでしたか?

ゲストで出演させていただいた、第1話先行上映会の会場で映像を初めて見たのですが、上映会に出演されているキャストさんたちと一緒に観れて嬉しかったです!そして多くのキャラクターたちや、『凪のあすから』の景色をじっくり観ることができて思わず鳥肌が立ちました。またイメージソングの「凪-nagi-」のレコーディングから約1年ぐらいの時が経っていたので、1stアルバムをリリースしたことをはじめ、自分にもたくさんの出来事があったんだなと感慨深くもありました。
、オープニング映像を実際に見て、今まで高めてきた気持ちがあふれてきて「やっと『凪のあすから』の一員になれた気がする!」と思ってウルッときてしまいましたね。本編はとにかくまなかちゃんが可愛くて大好き! そして彼女を想う光のことも応援しています!!

――『凪のあすから』はファンタジー作品でもありますが、Rayさんが子供の頃好きだった絵本やファンタジー物語を教えていただけますか?

小学校の頃、繰り返し読んでいた『霧のむこうのふしぎな町』という本が大好きでした。今、もう一度読み直したいと思っています。

――では最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします!

「lull〜そして僕らは〜」は、今回は、私自身がいろいろな歌い方に挑戦したアルバム『RAYVE』から1枚目のシングルになります。私自身も初心に戻って新たな気持ちで歌いました。カップリングの「I'm MONSTERちゃん」には全く違う雰囲気も感じていただけると思いますし、2013年12月のワンマンライブで「lull〜そして僕らは〜」を歌えるのも今から楽しみです。『凪のあすから』からの世界観を、私の歌からも感じていただけたら嬉しいです!